ねわざワールド@熊本で柔術

世界に広がるねわざワールドの熊本支部

レッドブル値下

みなさんこんにちは

エナジードリンク飲んでますか?

僕はブラジリアン柔術のレッスン前や

気分をリフレッシュさせる時などに飲んでいます。

 

 

2月1日からRed Bullが値下されます

最大51円の値下。

コレはかなりの値下ですね驚きです。

 

日本にはエナジードリンクというコンセプトはなく

スタミナドリンクや滋養強壮剤として

リポビタンD、オロナミンC、ユンケル、リアルゴールド、などなど、みなさんよくご存知ですね

 

この辺りは中高年主のビジネスマンをターゲットとしたマーケティングでした。

 

ビジネスマンへ向けて、"24時間戦えますか?"の

キャッチコピーで牛若丸三郎太と共に売り出した

リゲインのプロモーションは衝撃的でした。

 

"24時間戦えますか!?”

今なら完全なブラック企業ですね♪ 

リゲイン 50mL×10本 【指定医薬部外品】

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  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

 

そこへ2005年頃から参入してきたレッドブル

これまでの滋養強壮、頑張ろう中年!

というイメージを刷新

若者にターゲットを絞ってきた。

 

日本のここはまったくの

ブルーオーシャンでしたね

 

サンプリングはディスコやバー、エクストリームスポーツ会場など、販売は若者が良く利用するコンビニエンスストアなど、セールスプロモーション、商流、ともにターゲットを若者に徹底的に絞っていた。

 

(ディスコやバーでのサンプリングは

30〜40代以上は経験した方が多いのでは?)

 

コンビニエンスストア中心の商流は値崩れを防ぎ利益を担保できる。(リベートも発生したでしょうが。)セールスプロモーション活動資金も潤沢であったでしょう。

 

派手なデモカーにキャンペーンガール。

(なんかバドワイザーを思い出すなw)

 

 

若者世代に今までになかった商品と

プロモーションがハマり売上を伸ばしていった

レッドブル

 

そのブルーオーシャンに参入してきた

モンスターエナジー

仕掛けたのは国内販売独占権を取得した

アサヒ飲料です。

 

 

アサヒ飲料 モンスター エナジー 355ml×24本

アサヒ飲料 モンスター エナジー 355ml×24本

  • 発売日: 2012/05/08
  • メディア: 食品&飲料
 

 

他の国では優先流通パートナーである

ザ・コカコーラカンパニーが取り扱っている。

 

レッドブルを徹底して研究したのでしょう。

 

若者をターゲット、コンビニ限定、

(2019年からイオンなど大手スーパーに登場)

モータースポーツのスポンサー、主要駅でのサンプリングなど、プロモーションも商流もレッドブルと同様に展開した。

 

サンプルと一緒に配られるステッカーはバイクや車に貼られ、目にする機会も多かった。

 

違いは価格と量

レッドブルとモンスターは

価格差と量でモンスターエナジーに軍配

モンスターエナジー 355mlで190円

レッドブル 355mlが292円

売れ筋の250mlても241円でした。

 

(モンエナの方がコスパ良いですね。)

 

レッドブルジャパンの活動を研究し若者層を中心に

サンプリング、ノベルティー、量、価格など、全てを超えてきた結果

 

日本でブルーオーシャンを制していた

レッドブルを脅かす存在ではなかったが

モンスターエナジーが2019年ついに逆転

シェア首位が入れ替わった。

 

 

2018年の出荷数量

モンスターエナジー 940万ケース前年比129%

レッドブル     800万ケース前年比116%

 

2019年の出荷数量

モンスターエナジー  1210万ケース前年比128% 

レッドブル      790万ケース前年比98%

 

レッドブルは19年に初めて減少に転じた一方で

モンスターエナジーとの出荷数量差も拡大している。

 

上記の数字からモンスターエナジーはレッドブル派も取込みながら、新しい顧客も獲得していると考えられます。

 

出荷量減少、価格差によるファン離れなど、このような背景からレッドブルはシェア首位の奪還を目指して値下という施策に打って出たのではないでしょうか。

 

とはいえ2018年までの出荷量はほぼ互角

ブランド 力ではRed Bull が一枚上手

今回の値下がレッドブルジャパンの翼となるか⁉︎

モンスターとのガチ勝負は2月1日スタートです。

 

しかし値下は嬉しいですね♪