これは初心者さんから白帯〜青帯さんとアドバイスを送る紫帯さんまでのテーマだといえます。
試合やスパーリングで
"もっと力を抜いて" や "力みすぎだから"
聞いたり、言われたり、したことないですか?
おそらく戦ってる人はそれが、
精一杯の攻めであり、守りなのです。
ちからを抜いたら、りきまなかったら
たちまちヤラれてしまうしチャンスを逃して
しまうでしょう。
力まないってどうやって?
力を抜くってどうするの?
大丈夫です!
りきみすぎ、もっとちからを抜いてと
言われた覚えがある方はもっと強くなれます。
自分で目の前に壁を立てないでください。
フィジカル(パワー)は必要です。
ちからを抜け、りきむな、
じゃあどうすればいいのか?
りきみ や ちからを抜くのではなく
"力を伝える方向" を考えてみてください。
例えば
四角い箱を上から力ずくで押しても箱は動きません
しかし、同じ力で横から押すとスッと動きます。
しかし上から押す力のように力ずくで
横に押すと箱は動きすぎてしまいます。
そう、チャンスを逃すのです。
何度か経験すると自分で力加減を考えるようになります。
自分の力を相手の力や仕掛けの及ばない方向へ抜く
どうでしょう?
一度でも、力みすぎ! 力を抜け!
いつもガチだな! と言われた経験のある方は
ガードを抜かれそうな時、
テイクダウンやパスガードするとき、
特に極めにかかるとき
"力を入れる向き" 力を抜く方向
を気にしてみてくださいフィジカルは武器です。
技術と合わせて、もっと効率的に活用しましょう。